日常生活に役立つものをプログラミング

　プログラミング。実際にやってみると「面白い」と感じる人もいれば、「難しい」と感じる人もいるでしょう。中には「何をやっているのかわからない」という人もいるかもしれません。

　ただ、プログラミング自体は日常生活のありとあらゆるものに応用されており、日常生活と切っても切れないものになっています。今この記事を読んでいるということは、「プログラミングの結果を見ている」といっても良いくらいです。

　確かにプログラミングは慣れないと何をやっているのかさっぱりわからないかもしれません。でも、「今やってることはこういうことなんだ」ということが解っていたり、「これからこんな事をやろうとしている」というイメージができれば、実はなんてことないものだったりもします。

　プログラミングをより身近に感じるには、実際に自分でプログラミングを通して「日常生活に役立つもの作り」をするのが一番。

　ということでここでは、夏休みの自由研究で何をやろうか困っている人のために、「こんな教材を使ってプログラミングを研究してみてはいかがですか？」という提案をしていきます。

　日常生活に役立つもの作りを通して楽しくプログラミングを学びながら研究してみましょう。

光を操るプログラミング

　光は日常の一部ですよね。その日常の一部を自分の手で操れるとしたら・・・。

　プログラミングを通して実用的なLEDランタンを作ります。
　実用的な機能を反映させるには論理的思考が重要。
　プログラミングを通して、もの作りだけでなく論理的思考力の育成にも役立ちます。

　プログラミングの勉強ができ、論理的思考力を育てながら実用的なもの作りができる!!
　
　努力の結果や考え抜いた成果を、実際に手にすることができるのは良いですよね。

時計を少しおしゃれにプログラミング

　プログラミングで時計をカスタマイズ。
　さらに木工作業を通してお部屋のインテリアとして仕上げます。

　プログラミングとして、木工作業として、技術家庭の自由研究としても最適です。

勉強後のお掃除はコイツに任せろ

　机の上の消しゴムかすなど、ちょっとしたゴミのお掃除に役立つようにプログラミングします。

　机から落ちないようにするには？
　方向転換するには？
　
　動き自体は簡単でもその簡単な動きをさせるためには、基本になる事柄をいくつも組み合わせる必要があります。
　逆に言えば、複雑なことでも実は簡単なことが組み合わさっているだけだ、ということでもあります。

　日常の何気ない動作も、単純なことが重なり合った結果だということが理解できる教材です。