勉強しておけば良かった・・・
この記事を書いているのは5月16日ですが、この時期になると中間テストも近いとあって勉強に熱の入る生徒も多いようです。というより勉強しないとヤバいですが、こと高校生にもなると成績によっては留年する危険もあるのでテスト勉強にも熱が入るわけです。
私がよく行くコーヒーショップでも、テスト前には高校生がよく勉強しています。そしてこの記事を書いている5月16日は、まさにテスト勉強をするためにコーヒーショップに来ている高校生が多数。まるで高校の食堂さながらの店内。いつもとちょっと違う雰囲気に、自分も高校生になったかのような気がしました。
と、まぁそれは別にどうでも良いのですが、もはや私の職業病なのでしょうが、勉強している生徒を見るとどうしてもその勉強している様子が気になるわけです。
私の隣の席にいた高校生3人組。
その3人の何気ない会話でこんなことを言っていた高校生がいました。
「もっと中学の時にちゃんと勉強しておけば良かった・・・」
会話の内容からして高校1年生で、数学の式の展開や因数分解を勉強していました。さすがに高校だからレベルもそこそこ高く複雑な計算の問題を解いているのです。
慣れてしまえばどうってことはないのですが、でも高校生になりたての時期にしてみるとやはり簡単ではない内容。1問解くにも時間がかかり四苦八苦している様子。
そんな状態のところでポツリと愚痴のように出てきたセリフが「もっと中学の時にちゃんと勉強しておけば良かった・・・」です。
これ、その高校生の本音でしょうね。
現役高校生が言うと、私が中学生に対して「勉強しろよ!!」というよりもずっと説得力があると思います。
で、ここで一つ思ったのです。
「高校生がいる中で中学生が勉強するのも、高校受験に向けては良い刺激になって勉強のモチベーションアップにもなるのかなぁ」、と。
私が中学生に対して「勉強しないと高校に行ってから大変だぞ!!」と発破をかけると、中学生の反応はだいたい「はい、わかりました」と口では答えその後「チっ」と舌打ちが聞こえてくるのですが、高校生のリアルな本音を聞くと心に響くものも違ってくると思うんですね。
コーヒーショップで勉強
高校生のリアルな声を聞くきっかけとして、また、普段とは少し違った雰囲気の中で勉強して気分転換を図るという意味でも、多少長居のできるお店で勉強してみるのも良いと思います。
もちろんいつもではないでしょうが、高校生はコーヒーショップで勉強しているわけです。1人で勉強している人もいたし、友達と一緒に勉強していた人もいましたが、リアルな高校生の声を聞けて姿を見ることで、その高校のイメージも見えてきたりします。
それはつまり、高校の学校説明会に参加しても見れないような部分が垣間見れるということでもあります。
もちろんお金がかかることだから、特に中学生にとって毎日コーヒーショップで勉強なんてできませんが、でも雰囲気を変えたりリラックスしながら勉強するのも大切です。
勉強に今一つやる気が出ない、あるいは集中力が続かないと悩んでいる中学生は、たまにコーヒーショップで勉強してみることをお勧めします。
もしかしたら高校生のリアルな勉強風景が見れて、志望校選択の何かのきっかけも作れるかもしれませんよ。