体育、音楽、技術家庭、美術、4教科の期末テスト勉強法
期末テストの試験科目は国数英理社に加え、体育、音楽、技術家庭、美術と4教科が加わり、通常9教科になると思います。
ただでさえ5教科で大変なのに、そこへさらに4教科も増えるワケだからやっぱり期末テストは負担が増えてきます。しかも体育、音楽、技術家庭、美術は普段の授業ではあまりノートを書くこともないでしょうから、テスト対策も何をどのようにすれば良いのか想像がつかないかもしれません。
あらかじめテスト範囲や出題内容が発表され、出題範囲表に担当の先生から何らかのコメントがあるかもしれませんが、対策としてあまり参考にならないのが正直なところだと思います。
それだけに「体育、音楽、技術家庭、美術は勉強の仕方がわからない」と感じている生徒も多いと思います。
ここでは「体育、音楽、技術家庭、美術の期末テストの勉強の仕方」を紹介していきます。
個別になら直接「何をどのように勉強すれば良いか」を具体的に伝えることはできますが、不特定多数の人が読むブログ上では具体的に詳しく学習内容を書くことはどうしても不可能です。
ただ、より多くの人に共通する一般論として「このように勉強を進めるとテスト対策として効果的ですよ」ということはお伝えできるので、ここでは一般論としてお伝えします。
ぶっちゃけた話、学校の先生だってテストで悪い点を取らせようとは思わないわけです。かといって全員に100点を取らせようとも考えないですが、少なくとも猛勉強しないと答えを出せない様な問題は、4教科においては出題されません(というより出しようがない)。
だから超難問を出題するのは考えられません。100点を取らせないためにわざと1問だけ超難問を出すことはあるかもしれませんが、そんな問題は捨て問です。解く必要はありません。
体育のテスト対策
- 教科書の指定範囲をひたすら暗記
- 自校体操(名称は学校により異なる)なるものがあるのでそれを確認
- 授業で扱った競技や種目のルールを確認。またそれらを書けるようにしておく
- 授業の感想や要望を記述させることがあるので、一応簡単に書けるようにしておく。(その際は先生をよいしょしておくことを忘れずに)
音楽のテスト対策
- とりあえず音符や記号は理解して読めるようにしておく
- 長調、短調とは何かを理解しておく
- ごく単純な作曲問題も出題される可能性があるので、余力があれば作曲対策もしておく
- 授業で扱った楽器の使い方を確認
- 授業で歌った曲は歌詞を覚えておく
- 授業で聴いた曲はタイトル、作曲者名を言えるように。また感想も簡単に書けるようにしておく
- 校歌を覚えておく
技術家庭のテスト対策
- 工具やその他の道具について正しい使い方を確認
- 工具や道具のイラストを見て名称を言えるようにする
- 授業で何かを作っていたら、その作り方を書けるようにしておく
- 授業中に先生が特に強調した物事が必ずあるので、それを確認
- 何かを作ったときに工夫した点や改善点などがあるはずなので、そこを確認し自分の意見として書けるようにする
美術のテスト対策
- 教科書の指定範囲をひたすら暗記
- とりあえず利き手じゃない方の手を、影をつけて描けるようにしておく(ヘタでもかまわない)
- 色について授業で扱っていたらそこは必須。
- 有名芸術家について授業で扱っていたら簡単に説明できるようにしておく
まとめとして
副教科のこれら4教科は、意外と記述問題も多く出題されます。とはいっても難しいことを問われるのではなく、「あなたの意見を書きなさい」とか「あなたの感想を書きなさい」の様に、あなたの考えを書かせることが多いのが特徴です。
あなたの考えを書かせる。それはあなたの考えが答えなのだからそこには正解も不正解もない(あまりにもふざけたものはダメでしょうが)。つまりあなたの考えを書いた時点でそれが採点対象になるわけです。
ということは、「あなたの考えを書きなさい」的な問題が出たら、それはむしろボーナス問題でもあります。だからこそ、記述だから面倒だと避けるのではなく、最優先で取り組むべき問題ともいえます。
副教科はお荷物だ、なんてことを言わず、ぜひ高得点を目指して頑張ってください。