5月の大型連休が終わる頃になると、中学生は中間テストのことも気になってくると思います。特に中学1年生にとっては初めての定期テストになるので、何かと不安や緊張もあると思います。
ただぶっちゃけた話、中学1年生は入学してから最初の中間テストまでは、学校の勉強はほとんど進んでいないかとも思います。だから正直なところ、中学1年の1学期の中間テストはそれほど難しい内容は出題されないはずです。というより、授業が進んでいないからテストの問題自体を作れないというのもありますけど・・・。
でもここに1つ落とし穴があります。
というのは、難しい問題があまり出題されないということは逆に言えば、簡単な問題が多く出題されるということ。つまりテストで高得点を取りやすいということ。
もっと言ってしまえば、あまり勉強しなくても簡単に高得点が取れてしまうのです。
だから注意が必要!!
中学校の3年間、勉強をそつなくこなしていく生徒と、勉強に苦労する生徒の違いは、1年生の1学期の中間テストの結果に対する考え方に大きく表れるといっても大げさではありません。
テストで良い点を取れてしまった時の注意点
中学での3年間、勉強で苦労してきた生徒は、1年生の1学期の中間テストで良い成績を残したことで油断をしてしまった生徒が多いように感じます。これはまさに、「簡単な問題が出題されたので、あまり勉強しなくてもたまたま高得点を取れてしまったため」。
だから「中学の勉強なんてそれほど真剣に取り組まなくてもやって行けるじゃん」と考えてしまい、2学期以降の定期テストを1学期の中間テストと同じ感覚で取り組んでしまう。その結果、2学期のテストで痛い目にあって、勉強嫌だとなってしまう。そして勉強に対してマイナスイメージがついてしまう。
このような傾向が見られます。

逆に、中学校の3年間、勉強をそつなくこなしていく生徒は、1年生の1学期の中間テストで良い成績を残しても油断することなく、できることを少しずつ確実にこなしていく姿勢が身についているように感じます。
だから2学期以降もスムーズに勉強を進めることができる。その結果、勉強に対して無駄にマイナスイメージを持つことがなく、むしろプラスのイメージを持って取り組むことができるようになる。
このような傾向が見られます。

だから何を言いたいのかというと、
1学期の中間テストで良い点を取れてもあまりはしゃぎすぎない様にしようぜ
ってこと。です。