寝坊、授業があることを忘れていた、風邪をひいた、部活が長引いたなど、生徒や保護者が原因であることによる欠席の補講や振り替え授業は認めていません。それにはきちんとした理由があります。
ここでは、なぜ振り替え授業を認めていないのかをお伝えすることで、入会を考えている方々に少しでも学習に向かう姿勢について考えていただければと思います。
なお、
・台風などにより通塾に危険を伴うと判断し学習会側が休校を決定した場合
・物件の都合で入室ができない場合(そんなことはまずありませんが)
・予め出席できないと分かっていて事前に連絡があった場合
・代表の私が病気や入院等で授業を開催できない場合
などの様に、生徒・保護者側ではどうにもならないことが原因で授業を中止せざるを得なくなった場合には、もちろん振り替え授業を行います。
振り替え授業を認めない理由
時間にルーズになることを防ぐ
補講があることを前提にしてしまうと、「今日は気分が乗らないから休んで別の日にしてもらおう」なんて考える生徒が出てきます。授業の日時は決まっています。その決まりの中で行動するのが本来の姿です。ここで安易に振り替え授業を認めてしまうと生徒サボり癖がついてしまいます。
計画を立てて行動をする必要性
計画を立てた中で行動するからこそ、物事の進展もはっきり見えてくるわけです。無計画のままなあなあで物事を進めては得られる効果も減ってしまいます。それではもったいないですよね。
勉強の遅れになり成績に直結する
文字通り、予定よりも遅れて学習するわけだから学習の効果が表れるのも遅くなります。少しでも早く成績として結果を残したいと思うのなら、やはり決められた日時でしっかり学習に取り組む必要があります。
決められたことの中でやり取りをする
「決められた日時で授業を行う」ということは、一種の約束事です。その約束事を生徒・保護者の一方的な理由で反故にされては信用の問題にもなります。
グループでやる以上、グループの秩序は守ること
当学習会は少人数制のグループ授業を展開します。1人のわがままを認めてしまっては周りの生徒にも悪影響を及ぼします。周りの生徒のモチベーションを下げる危険があります。
特別扱いすることが周りの迷惑になるということも考えていただきたいものです。
嘘をついて欠席することにつながる
明らかにこれはサボり癖があるといえます。
かわいいわが子を擁護するために、生徒がついた嘘の欠席理由に保護者も一緒になって加担していたなんて事例がかつてありました。保護者が「成績を上げてくれ」と言っていたその口で嘘に加担していたのです。
保護者としては、「こっちは金を払ってやってるんだから塾は黙っていいなりになってろ!!」という考えが根底にあるんでしょうねぇ。まぁこちらとしては「勉強を教えてやって、なおかつ人としての成長のサポートもしているんだから出すもの出せ」って反論しますけどねぇ、妄想の中で。
事と次第によっては退塾処分にします。
自分の行動に責任をとるため
「勉強を通して主体性を育てる」という理念が当学習会にはあります。主体性、つまり自分で考え行動する力を育てること。自分で考え行動するには責任もついてきます。
「気分が乗らないから欠席する」、それはいいでしょう。人にはどうしても気の乗らない日だってあります。自分の責任において欠席する分には構いません。ただし、だからと言って補講や振り替え授業を求めるのは、結局自分の責任を放棄しているのと同じことです。
そもそも勉強をやる気がない生徒は認めない
そんな生徒が1人でもいたら、まじめに勉強に取り組む生徒に多大な迷惑をかけることになります。これも退塾処分に該当します。
甘えにつながる
小学生、中学生に完璧であることなど全く求めていません。というより完璧な人間などいませんからどこかに甘えなどは生じます。でもどこかで線引きをしておかないと、結局なあなあであらゆることが進んでしまいます。すると本来得られる効果も得られなくなることになってきます。
厳しさも入会の検討材料としてお考えください
少々厳しく感じられた部分もあったかと思います。
世の中、厳しい学習塾というのはたくさんあります。その厳しさというのは学習塾それぞれあると思います。例えば、生徒に発破をかけるために怒鳴りつけたり、睡眠時間を削らないと終わらせられないような莫大な宿題を出したり、あらゆることに競争させたり。
もちろんそれぞれ深い哲学の下、その厳しさを実践しているのでしょうからその考えは尊重します。
当学習会も厳しいかどうかで言ったら厳しい方だとは思います。ただ上記のような厳しさではなく、「自分の行動の責任は自分で取らせる」という意味での厳しさです。
当学習会では勉強を通して生徒の成長をサポートすることを考えています。なので、この厳しさは生徒が人として成長していくうえで必要なことだと考えます。
当学習会に入会をお考えの方、
これらのことも入会の検討材料にして下さい。