授業コンセプト
グループだからこそ得られる喜び、気づきを大切にしたい。
その思いから、TOI学習会の授業は少人数グループ授業を基本としています。
小学生
〜学習習慣が身についていない生徒の場合〜
まずその定着から始めます。
ここで注意したいのが、
「過度に課題を与えてしまう」 こと。
今まで勉強する習慣がなかったから遅れをとり返そうとするあまり、いきなり多くのことをやってしまうと、必ずその反動が出てきます。
反動は数日後に出たり、あるいは数か月後、数年後に出てきたりと人それぞれですが、無理をさせると必ず何らかの形で出ます。
よく3日坊主などと言いますが、これは初めに意気込み過ぎたがゆえにあれもこれもと手を出してしまい、結局後が続かなくなった典型と言えます。
では、せっかく始めた勉強を3日坊主で終わらせないためにはどうすればいいのか?
というと、意気込み過ぎなければいいのです。つまり過度に課題を与えない様に気をつければいいのです。と同時に、「勉強しろ!!」と言わないこと。
勉強させるために塾を探してるのに、過度に課題を与えないとか勉強しろと言わないとか、何を言っているんだとお考えの方もいるかと思いますが、学習習慣が身についていない生徒に対しては、その方が学習習慣の定着には一番の近道なのです。
初めのうちは、大人の目線で見たら進んでいるのかいないのか疑問に思う位にゆっくりと授業を進めていきます。
ゆっくりですが、生徒はそこにしっかりとエネルギーを費やして頑張っています。
その頑張りを見守って認めていくのが大人の役割です
〜学習習慣がすでに身についている生徒の場合〜
既に学習習慣が身についているならば、内容解説、問題演習と進めていきます。
まずはできる問題を扱うことで自信を高めチャレンジ精神を育てます。
必要に応じてレベルの高い内容を扱ったり、1つ上の学年の内容も取り込み実力を高めていきます。
さらにステップアップを目指す生徒には先生役をやらせ、実際にミニ授業もやってもらいます。
そうすることでより深く理解させ確実に知識を定着させていきます。
と同時に、自分の意見や考えを他者に伝えることの重要さも体感してもらいます。
中学生
〜1、2年生〜
小学生は学習習慣の定着を1つの達成課題として進めますが、中学1、2年生はそれを踏まえたうえで成績を考慮した授業展開をしていきます。
特に苦手意識を持ってしまった生徒には、まず弱点分野を徹底して克服し自信を取り戻すところから始めます。
授業は内容解説、問題演習が基本となりますが、理解が深まった生徒には先生役でミニ授業をやってもらい理解力の向上を目指します。
さらに生徒同士で問題を作り合い、より広い視点から理解を深めていきます。
〜3年生〜
受験に備え、演習を多くこなし問題対応力を高める授業へと徐々にシフトチェンジしていきます。また定期テストもより重要になってくるのでその対策も合わせて行います。
2年生までと比べるとペースが速く、内容も多くなるので初めのうちは厳しく感じるかもしれません。その厳しさを乗りこえることで「やればできる」という感覚を知ってもらい、自己効力感を高めた状態で受験に臨めるようにしていきます。